今年は3年周期ぐらいで来る大雪の年のようです。家の前は雪かきしない状態で積雪50cmぐらい。兼六園とかそこらをふらっと見る分には「雪がきれいでした」と感想が出そうなものだけど、一歩「観光地」を出ると平らな道が無い状態。ねんざしそう。

今週末、所属オケの演奏会がありました。こんな雪の中誰が観に来るんだ、と思ったのですが、意外といつものように席が埋まっていました。チケット代高かったから(3000円)無理してでも聞きに来てくれたのかもしれない、と思ってみたり。どうもです。

演奏(第九)の方は大きな事故も無く終えることができました。ソリストの人達は結構茶目っ気のある方々でお互い仲が良さそうでした。全員地元出身の声楽家の方々だそうです。来年も同じ人達でやるのかなあ。ちょっと期待。

ただ、今回の演奏会は準備段階からドキュメンタリーみたいな番組を作るということもあって、大きなテレビカメラが何台も入って撮影されたり、各パートの第一奏者(含自分)の前にマイクが置かれて音を拾われたりと、やたらと緊張させられました。。

# 練習が間に合わなかったところは、結構見せかけと気合だけで
# 乗り切ってしまっている箇所があるので、そこらへんを左手
# アップ+マイクレベルアップで編集されてしまうと一巻の
# 終わりだったりする訳ですが…

打ち上げは片町であったのですが、さすがにこの大雪となると客引きも客も誰もいません。静かなスクランブル街の中心付近の店を借り切ってオケメンバーのみでひっそりと飲んでました。。

まあこんな演奏会もあるということで。。
大学オケの定期演奏会を聴きに行きました。

上手い…弦が上手い。

一曲目のエグモント序曲は、低弦がきちっと弾いているため、劇中の主人公の「苦悩」状態がよく表現されている。それにひきかえ、時々入ってくる管は、本当は「(優しい、という意味での)甘さ」を出さなきゃいけないはずなのに、「(詰めの)甘さ」が出てしまっていて、弦に引けをとっている感じだった。聞くところによると、管(特に木管)は今年も吹奏楽団に多く流れていって、人員不足になっているそう。管が大編成を組めなくなってくると、必然的に弦の人数を減らさなきゃいけなくなるんだろうな…。

と思っていたら、メインのドボ8で形勢逆転。弦(特に高弦)のメンバーに疲れが出始めて、音程やらタイミングやらが揃わなくなってきた。一方、管は個々のソロが次々に決まり、イケイケ状態。管はメインに賭けてたんだね。

感想:弦は体力つけましょう。管は全部の曲をさらいましょう。

って、他人事ではない…。
先日紹介した教本でずっと練習を続けていたが(といっても昨今の状況で「続けていた」とはとても言えない)、最近になってようやく効果が出てきはじめたようだ。
まだ第3ポジションあたりをウロウロしてるけどね。

・音程がとれるようになった
  →ポジションや左手の形を意識して弾くようになったから
・はっきりした音が出せるようになった
  →エチュードが短いので、「聞きながら弾く」余裕があるから

この前の総会では正式に役員(パートリーダー)になってしまったことだし、もうちょっとがんばるか。
今週は花見シーズンのためか、人数少なめ。特にホルン以外の金管は、結局最後まで誰も来なかった(その日は別のアマオケの演奏会があったので、そっちに乗ったのかもしれない)。

私も某花見会に誘われていたが(詳細は秘密で)、今週から確実にベースは私一人となり、チェロも来るかどうか怪しい状態で、しかも第九をやるとのことだったので、練習を優先。楽器が温まっていない状態で、いきなり4楽章練習番号Kから始まったので、正直きつかった。HIYAMAノートの効果はまだ実感できない。

ところで、現在使っている楽譜は、4年前に第九を演奏した時のもの。今回掘り出してみたところ、あまりにもボロくなっていたため、新しく購入し直すらしい。

通常団で購入した楽譜は、各パート1部ずつコピーを取って、コンマスがそれにボーイング付けをしてから、推定人数分コピーを取り、配布(貸与)される。ところが、この弓順、毎回演奏会ごとに、3日前ぐらいに練習に来たトラ(賛助)から指摘されて、とりあえずベースだけ変更するといったことが多々あった。このため、今回はプロオケからボーイングを写させてもらい、それをコピーするらしい。毎年大型交響曲が演奏されるたびに名前も知らないようなトラがどこからともなく沸いてくる我がパートにとっては吉報。

で、今回コピーする弓順は、「全国共通の弓順」らしい。頻繁に第九が演奏される日本では、様々なところで使いまわされるトラにとっての利便性を考慮して、いつの間にかどこのオケでも同じボーイングが付けられるようになったとか。全部の有名交響曲で弓順の標準化をやってくれれば、演奏会3日前に繰り広げられる恒例のボーイング議論が起こらずに済むのに。
ISBN:4810887537 楽譜 桧山ノート出版委員会 ドレミ楽譜出版社 2001/11/02 ¥2,100

今年こそ第九を弾く前に基礎体力をつけておこうかと、独学用の教本を買ってみた。

シマンドルやシュトライヒャーなどの教本は、既に高校・大学の部室にあったのをやってみたことはある。どれもどこかのプログラミング書籍の翻訳のような訳で、訳が分からなかったので挫折。

この本は「日本人が書いている」のがポイント。あの日本語離れした翻訳と悪戦苦闘しなくても済むかも、と思って買ってみた。

シマンドル上巻の最初のほう(ポジションとか)を抜き出してあり、それに著者の言葉で解釈が加えられている。最初中を見たときには「かなり解説が少ないなあ。こんなんで中間マージン取られているのかなあ」と思ったりもしたが、教本として使う分には必要十分な量の解説なのかもしれない。これ以上知りたきゃ先生でもつけろってか。

今の仕事が暇になったら少しずつやってみよう。って今が一番暇か。
新年度初のオケ。まあまあ人が来ていた。

今日から第九+ほぼボランティア公演の練習。今回から毎年うちのオケが第九を演奏することになったらしく、いつもの完成度では許されないと、指揮者が仰っていた。冬になってトラが膨れ上がる某パートにとっては、完成度以前にまとまるかが心配。

そういえば、ベーレンライターの第九の楽譜には、練習番号「J」が無い。「I」の次は「K」である。原典には書いてなかったのか?それともベーレンライター社の方針か(飛行機の座席みたいな感じ)?謎だ。
それなりに全力を尽くしたと思う。全体としても崩壊した場所が無かったので、良かったのでは。打ち上げは「過去最高の」出席者数だったらしい。50人超で店満員。次の日休みなので会社員でも気楽に来れたからか。

聞くところによると、年々このオケは人数が増えていっているらしい。正団員になる人も多い。一昔前は弦で練習に来る人はほとんどいなかったそうだ。そういえば、私が一番最初にこのオケの練習に参加したとき(3年前)は低弦合わせて私一人の状態だったなあ。今や閑散期でも各パート最低2人ずつぐらいは居る。オケの隆盛期に立ち会えてよかったな、とつくづく思う。
ようやく強力な助っ人たちが動き出した。(注:決して仕事ではありません。オーケストラの話です)自分の後輩や、大学オケの大先輩などが出席してくれた。

これで「本番までになんとか場をもたせる」似非PLの役目は終了。ということで、土曜日:後輩、日曜日:先輩にトップを譲って(むしろ、そこしかスペースが無いように小細工して)彼らの音楽観を存分に堪能させていただいた。

後輩はとにかく楽器を綺麗に響かせることに焦点を当てた奏法。音楽専攻ということもあり、常に妥当な線でのボーイング・強弱をつけていく。音楽的には、綺麗にまとまる、と言った感じ。大先輩のほうは、ザッツの出し方がうまい。音楽的にかなり大胆な表現で、普段自分ではめったにやることのない弾き方でも、その人がトップで弾くとみんなでできてしまう。

もうちょっと早く練習に来てくれれば、と思ったりするけど、さすが弾けるだけあっていろいろなところから声がかかって忙しいから、そういうわけにはいかないんだろうな。せめて1週間前に来てくださったことに感謝しよう。

…トップ本命のKさん、本当にゲネしか来ないのだろうか。
久しぶりにオケの練習に出る。バイオリンの出席者が増えている割に、うちのパートは一人。孤軍奮闘。私が頭打ちにちょっと失敗しただけで、弦全体が音を立てて崩れ去っていくのが分かる。すみません、サボリ&練習不足で。

定演の曲が最終決定し、オープニング=スラブ行進曲、アンコール=スラブ舞曲になったらしい。ウケを狙ったのだろうか。
今週末に所属オケの忘年会があった。大学オケとかけもちだった去年まではこっちの方の行事にはまったく参加してなかったから、打ち上げ以外は今回が初参加となる。各パート2、3人ずつぐらい来てたようだ。普段参加している他のオケの話などで盛り上がっていた。

忘年会といえば出し物。クリスマスパーティといえばプレゼント交換。その両方の機能を併せ持つ企画が始まった。交響曲と演歌(!)の曲当てイントロクイズ。正解が多いほうからプレゼントを取っていくという弱肉強食の世界。結果は…散々。

まあ、その中でいろいろあったのだが、秘密ということで。
ドボ7っぽい。

その他挙がった曲
・チャイ5
・ベト4
・ブラ2?

…身を守ったか。

今週末は所見大会。
某市の演奏会に出演。演奏している周りを小学生が歌ったり吹いたりしていた。いやむしろ逆で、小学生の合唱やら吹奏楽やらに大人が手伝っているのか。

今回の演奏会は普段と違って、オーケストラの持ち上げられ方が激しかった。開演前から800ぐらいの席は埋まって補助席が出るわ、弾く前に教育長やら小学生の代表やらが感謝文読み上げるわ、足代は出るわ(実際の交通費よりも高い)、ここ最近ではありえない待遇だった。あとは、大人サイズのチューバを大音量で吹きこなしている体格小さめの小学生に驚いたり。

ところで、コントラバスは無事購入できた。休出にならないように投げまくって逃げまくって、土曜日に楽器を見に行った。150万の5弦と250万の4弦を試して、前者(ルブナー)に決定。後者のほうが音が枯れていて使いやすそうだったけど、前者は新しい割にはしっかりと音が出て、期待の持てそうな感じだったので。あと、これに合わせてホイヤーの弓も購入した。

今考えると、恐ろしい組み合わせだな。
次回の公演まであと2回しか練習できない。昨日はそんな日だったのに、帰る間際に他社が作りこんだ地雷バグを踏んでサーバをぶっ壊し、それを直していて1時間遅れで練習に出ることになってしまった。暇な去年は平日の練習にも余裕で参加できたが、今は180度生活が違うことを改めて実感。

今回は指揮者の出身地で少年少女と共演するらしい。地元の小学生の吹奏楽団とも一緒にやるとか。というわけで、ちょっと違った雰囲気を予想している。

今自宅にコントラバス購入の話がもちあがっている。今の状態で練習する時間があるかが微妙なところだが、ずっと団の楽器でしか練習しないで合奏に参加するのもアレなので、嬉しい。

んで、問題はいつ楽器を見に行くかだ。
明日が本番。連日練習。なんか今年は皆出席率がいいぞ。学生よりも社会人のほうが真面目に出てるようだし。というわけで、去年よりも(自分が成長したせいか)弦の調子は良さそうだ。落ち着いて聞こえる。それに比べて管(特に木管)はたまに練習に出てくる人が演奏をかき乱しているようなので、幹部は大変そうだ。指揮者が「さらっと弾け」と言っているのにもかかわらず変に調子をつけたり。

めちゃめちゃ冷静に去年(まったく同じ曲を同じ時期に演奏した)と比較している私も私だが。でも、私も入りたてのころはこの桶の雰囲気が掴めずお子様な音を垂れ流して指揮者に叱られていたわけで。

当時は一番若いのが私のような感じだったため、少し居づらさを感じていたが、最近は団員の二世やら大学フィルの後輩やらが加わってきたので状況は良くなった。

そうこうするうちに、どうやら来年からパートリーダーになるらしい。…ペーパードライバーなのに。
オケの練習に参加。相変わらず土曜日にしか練習に出れないので、細かいところの詰めの甘さが出る。

それはそれでいいとして、席順と今後の日程が決まった。席は去年と同じ。プロの人がトップで、私がトップサイド。トップの隣というのは、隣に合わせておけばけっこう弾きやすい反面、事故ると目立つポジション。…ところで、トップの人はいつになったら練習に現れるのだろうか。毎度のごとくリハ前日にふらっと現れてボーイング変更しまくって本番を迎える、なんてことにならなければいいけど(ボーイング変更は仕様変更級の打撃)。

日程表を見てみたら…9月からほぼ毎日。どこぞの先生やら公務員さんやらはいいかもしれないけど、きついなあ。システムテストの納期が本番2日前というのも輪にかけているような。

毛替え

2004年7月31日 オーケストラ
弓を購入してから約1年経ったので、メンテナンスを兼ねて毛替え。ここの楽器屋さんは毛替えを依頼すると、毛を変えるだけでなく、分解して部品を磨いたり、簡単なものなら調整をしてくれたりする。その代わり学生のころに通っていた楽器屋さんに比べ、できあがるまで時間がかかり、値段も張る。今までの所は15分/8000円ぐらいだったが、ここは約3時間/12000円する(弓の毛の質によって8000円〜12000円の間で分かれるらしいが、指定しないと弓自体の値段によって決まってしまう)。ネットで見たコントラバス専門店だと、クリーニング込みで6000円のところもあるらしいんだけどね。

で、夕方からさっそくその弓を持って練習に出かけた。最初は松脂がなかなかしみこまず、出番でいきなりスカったりしていたが、だんだん慣れてきて音が出るようになった。かなりはっきりした音が出せるようだ。pやppになっても潰れずに弾ける。万歳。
所属オーケストラの演奏会に出演。毎年夏に児童合唱と共に演奏をする。曲も毎年変わらない。まさに恒例。

ただ、子供の気質は毎年違う。今年は歌声はきれいで大人しかったが、マエストロが話している間ずっと引率の悪口を言っている子がいた。前回はやたらと動きが激しかったが、まだ素直な子が多かったと記憶している。

実は初トップだった。周りはみな自分より上手い人だったので、プレッシャーがやたらとかかって疲れた。でもいい経験だった。

…秋の演奏会は出れるのかな…
昨晩は、アマチュアオーケストラの練習に行っていた。
現在、マーラーの「復活」という曲をやっている。マーラーという人はよっぽどコントラバスに思い入れがあるのかは知らないが、楽譜のあちこちに
ここは5弦の奴居なかったら弾くな
とか、
ここは2人で弾け
とか、過酷な要求を書き連ねている。

この曲には、チェロ・コントラバスのソリが合計約5分ちょっとぐらいある。しかし昨日はチェロが一人も来なかった(全員他のアマオケの演奏会に借り出されてしまった)。そのため、私と団員の人と2人でソリをすることに。半分ずつの人が分けて弾くとこなんか、完全ソロじゃん。

家にコントラバスがないため、ほぼぶっつけ本番で弾いてみたが、指揮者に「もっとさらってこい」と言われるはめに。

だが、コントラバスを持ってない。

大学を卒業してから、練習用コントラバスの確保が難しくなっている。まあ、確保したところで夜中(25時)に弾いていたら気味悪がられるだろう。そんなこんなで、練習日に全神経集中させてこっそりさらわざるをえなくなっている。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索