しばらく平日は深夜、土日も出勤という日々が続いた。といってもコードは全く書かない。書くのは文章。ひたすら文章。この2週間ぐらいで卒論の2倍は書いた気がする。

なんの文章かというと、「ウチのモジュールにこんな問題があって、ここに修正を入れましたが、品質はきちんと確保されていますよ」という証明書。普通は修正した本人が責任をもって書くのだが、次から次へとインシデントが来るので、最近になって修正する人と人的・物的資源をマネジメントする人との分業体制ができあがり、後者の人が書くことが多くなってきている。まだデバッグの知識に乏しい私は後者の担当。

うちで作っているモジュールには様々な種類のものがあり、言語はC/C++/Java(まれにCOBOL)、メソッドの形態にも管理操作用GUIから呼ばれるものやコマンドラインから呼ばれるものなどがある。さらに歴史的に、ハードウェア制御から派生したものとJ2EEの実装から派生したものの2つに分かれている。協力会社含め約10人(実働約70%)いるメンバーは、それぞれに「専攻」の分野があり、そのインシデントや開発を主に担当している。全体を完全に把握してる人なんて誰一人いない。

こんな状況で、うちに来たほぼ全てのインシデント・開発要件に対し、スケジューリングして資源を割り当てていくのは、かなり難しい。何しろ、仕様を知らないのに、どれぐらいの工数がかかるかなんて分からない。

もっと大変なのは、文章を書くこと。今まで知らなかった仕様を理解し、修正した実装の説明を受け、それをほとんど製品について何も分からないSEに分かるように書くなんて…。ま、「書く」こと自体はリーダーや修正担当の手助けがあって何とかなった。

しかし、御上からは却下。文章だけじゃ何も分からない。だと。それは貴様の頭あqwせdrftgyふじこlpと一瞬思ったが、御上なので仕方ない。土日潰してせっせとお絵かき。

この絵というのが曲者で、ワードを使って描いていると、描いている途中に固まったり、マウスを動かしているのとは逆方向に曲線が描かれたりと、(他人のことは言えないが)バグに悩まされる。そんなこんなで文章を書くより、数段疲れてしまった。

だけど、この「描く」という作業、本質を分かっていないと手も足も出せない。逆に言うと、「描く」ことで、うちで作っているモジュールの仕様が明快になるということ。この結論に達してからは、けっこう文章作成も馬鹿にはならないな、と思えてきた。
今週は花見シーズンのためか、人数少なめ。特にホルン以外の金管は、結局最後まで誰も来なかった(その日は別のアマオケの演奏会があったので、そっちに乗ったのかもしれない)。

私も某花見会に誘われていたが(詳細は秘密で)、今週から確実にベースは私一人となり、チェロも来るかどうか怪しい状態で、しかも第九をやるとのことだったので、練習を優先。楽器が温まっていない状態で、いきなり4楽章練習番号Kから始まったので、正直きつかった。HIYAMAノートの効果はまだ実感できない。

ところで、現在使っている楽譜は、4年前に第九を演奏した時のもの。今回掘り出してみたところ、あまりにもボロくなっていたため、新しく購入し直すらしい。

通常団で購入した楽譜は、各パート1部ずつコピーを取って、コンマスがそれにボーイング付けをしてから、推定人数分コピーを取り、配布(貸与)される。ところが、この弓順、毎回演奏会ごとに、3日前ぐらいに練習に来たトラ(賛助)から指摘されて、とりあえずベースだけ変更するといったことが多々あった。このため、今回はプロオケからボーイングを写させてもらい、それをコピーするらしい。毎年大型交響曲が演奏されるたびに名前も知らないようなトラがどこからともなく沸いてくる我がパートにとっては吉報。

で、今回コピーする弓順は、「全国共通の弓順」らしい。頻繁に第九が演奏される日本では、様々なところで使いまわされるトラにとっての利便性を考慮して、いつの間にかどこのオケでも同じボーイングが付けられるようになったとか。全部の有名交響曲で弓順の標準化をやってくれれば、演奏会3日前に繰り広げられる恒例のボーイング議論が起こらずに済むのに。
ISBN:4810887537 楽譜 桧山ノート出版委員会 ドレミ楽譜出版社 2001/11/02 ¥2,100

今年こそ第九を弾く前に基礎体力をつけておこうかと、独学用の教本を買ってみた。

シマンドルやシュトライヒャーなどの教本は、既に高校・大学の部室にあったのをやってみたことはある。どれもどこかのプログラミング書籍の翻訳のような訳で、訳が分からなかったので挫折。

この本は「日本人が書いている」のがポイント。あの日本語離れした翻訳と悪戦苦闘しなくても済むかも、と思って買ってみた。

シマンドル上巻の最初のほう(ポジションとか)を抜き出してあり、それに著者の言葉で解釈が加えられている。最初中を見たときには「かなり解説が少ないなあ。こんなんで中間マージン取られているのかなあ」と思ったりもしたが、教本として使う分には必要十分な量の解説なのかもしれない。これ以上知りたきゃ先生でもつけろってか。

今の仕事が暇になったら少しずつやってみよう。って今が一番暇か。
新年度初のオケ。まあまあ人が来ていた。

今日から第九+ほぼボランティア公演の練習。今回から毎年うちのオケが第九を演奏することになったらしく、いつもの完成度では許されないと、指揮者が仰っていた。冬になってトラが膨れ上がる某パートにとっては、完成度以前にまとまるかが心配。

そういえば、ベーレンライターの第九の楽譜には、練習番号「J」が無い。「I」の次は「K」である。原典には書いてなかったのか?それともベーレンライター社の方針か(飛行機の座席みたいな感じ)?謎だ。
あまり実感がない。新人はしばらく別の建物で研修なので姿を見かけないし。

1日は夜23時過ぎまで仕事をしていた。通常なら本体の上層部を通すのに1週間ぐらいかかるツールを、来週半ばに提供しろとSEが言ってきた。晴天の霹靂。まだテストすらしてないのに。

とりあえず動作確認は協力会社の方に任せて、自分は上層部を通すのに必要な資料をひたすら作成。操作手順書、ツールの仕様書、内部ロジックの仕様書、品質についての見解書…。

トータルでたった200ステップくらいのツールに、A4で20枚ほどの書類を書かなきゃいけないなんて…。「Fは修正対応が遅い」と言われるのはこのせいなんですよ、まったく。さらに上層部に直接会い、これらの書類&モジュールを承認していただかなければならない。その本州縦断の旅に出るのは、私になるかもしれないのだ。

さらに追い討ちで、SEからは事実上ツールの「先行提供」(注:期日までに上層部の承認が得られない場合、現時点でのモジュールを仮提供する)なるものは認めないとのご発言が。承認が却下されたら、一体どうなるんでしょうねえ。
去年の今頃はきっとガクガクブルブルしてたんだろうな…

身についたもの
 Javaの知識(0から勉強してSJC-Pまで取れた)
 Windowsサーバ・Solaris・Linuxの知識
 ○投げの技術
 Noと言う勇気

相変わらずそのままなもの・退化したもの
 電話対応
 接客の心(親会社の期待に応えようとする優しさ)

…明日どんな新人さん入ってくるんだろう。
最近は、親会社から依頼されたものを、協力会社の方や他のメンバー(同期含む)に依頼(○投げ)して業務を回していく作業が多くなった。ほとんど生産性0。あまりにもプログラムを書かないので、空き時間を見つけては配属直後に書いたテストプログラムを改造したりしている。あまりおもろない。

依頼した作業が上がってくるまでは暇なので、他の同期が書いている月報を読んだりして過ごした。うちの会社は大きくSE・開発(・サポート?)に分かれている。同期の半分がSEになっている(私は開発)。SEの月報には、様々な修羅場が詳細に描かれていて、読んでて面白いものがある。顧客と接するだけあって、門外漢の我々が読んでも分かりやすいし(逆にうちらの月報は、同じ開発でも違う部署の同期が読むと?な内容になっているし。←暗号っぽい)。

中には読んでいてマジで心配になってくる月報もある。デスマではないんだけど、本当に読んでいて惨めな気分になる。それが、タイトルにある「あかるく、げんきよく」。

その同期(♀)は、かなり優秀。某有名大卒で、研修で受験したオラクルシルバーも満点で合格した。ただ、内向的なので、気心知れていない人とはあまり話さない。

それに対して、SEの職場の雰囲気は賑やからしい。開発からは想像もできないような実態らしい。勤務時間中に私語でわいわい騒ぐのは日常茶飯事(←開発は私語などしようものなら咳の嵐)。顧客に情報セキュリティを提案している割には自社内のセキュリティ(広い意味で)なんてあったもんじゃない…。きっと今までの彼女の人生には考えられなかったような世界が繰り広げられているのだと思う。

そんな中で、常に彼女の月報にコメントとして書かれるのは、「あかるく、げんきよく」。私はふと疑問に思った。配属して2、3ヶ月ならまだしも、もうじき2年目になろうとしている人に向けて発すべき言葉なんだろうか…。

トレーナー(教育係)も、上司(課長)も、「あかるく、げんきよく」。毎回のようにずっと書き続けているが、彼女の性質を慮ることはできないのだろうか。月報から察するに、彼女はかなり自分を責めている。読んでいて、かなり危険なんじゃないかと思う。来年の今頃まで残っていることができるのか気になる(←自分が先に辞めてたりして)。

ふと先日見た「ゴーストワールド」を思い起こした。世間の人は「理想的な良い人」を求め、その"普遍的な"像を暗に他人に要求する。特異点は徹底的に嫌われ、避けられ、あるいは無視される。無視されているほうは捻くれるか、あるいはその"普遍的な"像に無理に自分を当てはめようとする。その結果、世界または自分、あるいはその両方を見失ってしまう。

映画では主人公は旅に出てしまった(自殺以外の方法で、自分で自分の存在を消した)。我々にはその前に何か映画の中の彼女に対してできることがあったのかもしれない。いや、ないだろう。「彼女に対してできること」を模索すること自体、作者は禁じているような気がしてならない。

…いろいろ長々と書いてすみません。
それなりに全力を尽くしたと思う。全体としても崩壊した場所が無かったので、良かったのでは。打ち上げは「過去最高の」出席者数だったらしい。50人超で店満員。次の日休みなので会社員でも気楽に来れたからか。

聞くところによると、年々このオケは人数が増えていっているらしい。正団員になる人も多い。一昔前は弦で練習に来る人はほとんどいなかったそうだ。そういえば、私が一番最初にこのオケの練習に参加したとき(3年前)は低弦合わせて私一人の状態だったなあ。今や閑散期でも各パート最低2人ずつぐらいは居る。オケの隆盛期に立ち会えてよかったな、とつくづく思う。

目標評価制度

2005年3月17日 お仕事
最近になって絶対評価になったらしい。親会社について書かれた某暴露本を読んだときには「相対評価」になってたけど、変わったんだねえ。でも最終的には課長級の人数を調整しないといけないから、意図的に評価が操作される人が出てくるんだろうねえ。課長何考えてるか分からないし。

うちの会社(件の親会社も同じ)では、4月に個人が達成すべき目標を決め、上司の承認を得る。目標といっても自由に立てられるわけではなく、業務改善とか品質向上とか自己啓発とかでそれぞれ何%ずつの力を割り振るかを決めて、それぞれについて目標を立てる。数年前の「反省」から、まず課ごとに目標を決め、それに沿うように個人の目標を決めていかなければならないので、必然的に課内の人間はほぼ同じ目標になってしまう。それについて評価を下すため、結局個人目標があってもなくても一緒(個人のモチベーションの問題は抜きにして)。

ということを、2年目でそろそろ目標を決めなきゃいけなくなる今日この頃になって考えてみた。
ようやく強力な助っ人たちが動き出した。(注:決して仕事ではありません。オーケストラの話です)自分の後輩や、大学オケの大先輩などが出席してくれた。

これで「本番までになんとか場をもたせる」似非PLの役目は終了。ということで、土曜日:後輩、日曜日:先輩にトップを譲って(むしろ、そこしかスペースが無いように小細工して)彼らの音楽観を存分に堪能させていただいた。

後輩はとにかく楽器を綺麗に響かせることに焦点を当てた奏法。音楽専攻ということもあり、常に妥当な線でのボーイング・強弱をつけていく。音楽的には、綺麗にまとまる、と言った感じ。大先輩のほうは、ザッツの出し方がうまい。音楽的にかなり大胆な表現で、普段自分ではめったにやることのない弾き方でも、その人がトップで弾くとみんなでできてしまう。

もうちょっと早く練習に来てくれれば、と思ったりするけど、さすが弾けるだけあっていろいろなところから声がかかって忙しいから、そういうわけにはいかないんだろうな。せめて1週間前に来てくださったことに感謝しよう。

…トップ本命のKさん、本当にゲネしか来ないのだろうか。

上位互換性

2005年3月7日 お仕事
今、1つのマシンに
?WindowsXP
?Windows2003Server
?Windows2000Server
?WindowsNT4.0
?RedhatLinuxES
の5つのOSを入れようとしている。

?までは順調。ところが、?をやった瞬間に、?と?が起動できなくなってしまった。原因は?のブートローダで?のブートローダを書き換えてしまったから。

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;jp283433
↑microsoftの説明が、
「この現象は仕様によるものです。一般的に、将来のバージョンにおける仕様の更新は不明なため、製品には将来の製品との互換性 (上位互換性) はありません。 」
なのはちょっと気に障った。

「将来の製品」が世に出回った時点で、それは未知の製品ではなくなるわけで、それに対して互換性がない、と言い張るのは短気ではないかと思う。ウチの製品でこのような現象があったら、修正を作って公開する。さすがに古すぎてサポート対象外になったものについてまでは修正しなくてもいいけど、前々バージョンぐらいまではサポートしてもいいのでは…。まあ、お忙しいM$さんのことだから現バージョンしか手が回らないんでしょ。
久しぶりにオケの練習に出る。バイオリンの出席者が増えている割に、うちのパートは一人。孤軍奮闘。私が頭打ちにちょっと失敗しただけで、弦全体が音を立てて崩れ去っていくのが分かる。すみません、サボリ&練習不足で。

定演の曲が最終決定し、オープニング=スラブ行進曲、アンコール=スラブ舞曲になったらしい。ウケを狙ったのだろうか。

当番制。

2005年3月5日 お仕事
何の当番かって、「居残り当番」。協力会社の人は最終退出者になってはいけないため、自社社員が(特に用も無いのに)残っているための当番。うちのチームはhttp://diarynote.jp/d/53173/20041009.html←このような状況のため、当番日には徹夜を覚悟の上の勤務にあたるらしい。今月からやってみるというが、どうなることやら。

話し合いの中で既にいろいろ問題が見えてきているようだ。(以下、協力会社=T社)

?T社にはタイムカードが存在せず、勤務時間は自己申告。このため、契約は社員と同じ時間帯なのに、1時間程度遅れて来る。社員は例え当番明けでも、定時に来なければならない。(同じ協力会社でも、I社はきちっと定刻に来る)

?1週間に1,2回、他の関係会社が作ったモジュールを入れて、T社の人が回帰テストをする。その締め切りが翌朝朝一のため、モジュールが届いた日の夜にテストを完了させなければならない。?もこのせいで上からは「仕方の無いこと」と思われているようだ。(最近になって、締め切りはその日の定時になった)

?社員の女性が夜遅く残っていると、「世間体に悪い」らしい。このため、当番は男性のみ。ただでさえステータス異常がない社員が少ないのに。(そのお陰で、リーダーに迷惑をかけないようにと、仕事をさっさと済ませて、家でゆっくりツールの調査をするという生活パターンが形成できたのは良かった)

?は重大だと思うんだけど…。今さら「時間通りに来い」と言うのは手遅れなのかなあ。

残り1ヶ月

2005年3月1日 お仕事
「新人」と言っていられるのも今のうち。1ヵ月後には年下の人が(半分ぐらいの確率で年上もか)入ってくる。そういえば去年の今頃何してたっけ。。卒論書いてたようだ。いや、フリーゲームをやりこんでいたようだ。暇だね。

最近どうも課長が現時点の新人2人に過剰な期待を寄せて、人員補充をせずにこのままの体制で行くとか言っているそうだ。

現在うちのチームは、3分の1が新規開発、3分の1がインシデント対応、3分の1が品質測定をやっている。全てに少しずつ駆り出されている私を除くと、2人ずつだ。このような時にインシデントが大量にくると、正直さばききれない(最近はこっちに非があるようなものが多いので、非難はできないけど)。

期待を寄せてくれているのはありがたいが、もう少し各チームがどういうタスクを抱えているかを把握して欲しいなあ。それとも、予算がないのかなあ。
http://csx.jp/~inko/swf/dm.swf
↑こんな感じ。

皆、だいぶ疲れてきている。1日の作業量は昨秋に比べて少ないはずだが、寒い冬もあいまって、自宅療養に入ったきり出てこなくなった人やら、入退院を繰り返して異動になった人やら、そろそろ入院リーチがかかっている人やらで、残るのは最近某銀行にかかりっきりになってる人と、リーダーと協力会社の人と新人。社員少。

あれからマシンの管理(設定とかスケジュール調整とか)はほぼ全て自分に来るようになった。研修以来C言語触っていなくてもコードレビューに呼ばれるし。今日はあわや商談対応まで打診されるとこだった(断った)。

協力会社の人達が戦力の我がチームって、一体…
かれこれ2日かかってしまった不甲斐なさ。LILOにしとけば良かった…と思いつつ、作り方を記録しておく。

?フロッピーをdos形式でフォーマット。

 fdformat /dev/fd0H1440
 mkdosfs /dev/fd0

?/usr/share/.../grub/配下にある(正確には覚えてないので、locateで検索)stage1,stage2,…などを全てフロッピーにコピー。
あらかじめ、フロッピーにboot/grubというディレクトリを作って、その中へ。

 mkdir /floppy
 mount -t vfat /dev/fd0 /floppy
 mkdir -p /floppy/boot/grub
 cd /usr/share/.../grub
 cp * /floppy/boot/grub

?フロッピーの中のgrub.conf(またはmenu.lst)を編集。

?/sbin/grub を実行して、コマンドを打つ。

 grub> root (fd0)
 grub> setup (fd0)
 grub> quit

これでできあがり。
(マツケンサンバのレビューを期待していた方、すみません。違う方向のサンバです)

社内の複雑な事情により、今後チーム内サーバのLinux環境設定は私が担当することになってしまったようだ。しかし、フロアを見渡しても、Linuxに詳しいという先輩がほとんどいないため、ほぼ自力で何とかしている状態。

今日はSolarisのSamba設定。LinuxはRPMで一発(Vineなのでapt-getで楽勝)だが、Solarisのパッケージは最新版が2.2.10だったので、ソースから入れることにする。
3.x系と迷ったが、そんなに使う人いないし、ユーザ管理の方法が変わったらガタガタ言う人が出てきかねないので、2.x系にした。

ポイント:
・デフォルトのsmb.confはなるべく変えない。
・mksmbpasswd.shを使って/etc/passwdからユーザをコピー。
・↑の一人一人について、smbpasswd -eを行い、許可を出す。
・先輩方にはsmbpasswdで各自のパスワードを設定していただく。
・ユーザグループを作り、使う人のIDを登録する。
・chownで作業ディレクトリの所属グループを設定。
・chmod g+rwでグループに読み書き権限を付加。

これで、やれ「アクセス許可がないと言われる」だの、「ファイルを開いたら別のプロセスで使用中と言われる」だのの苦情がなくなる…はず。
SJC-Pにはあっさり受かり(75%だけど)、3連休で暇なので、VineLinuxをインストールしてみた。WinXPと同居状態。

Vine自体のインストール
RingServerからVineLinux3.1CRを入手、会社から拝借したCD-Rに焼く。そのCDからブートしてインストール開始。Xの設定はi810か何かを選んで適当に済ませる。インストールタイプは全てにした。
その後、
apt-get update
apt-get dist-upgrade
をしてVineを更新させて、
apt-get install kernel#2.4.27-0v14.2
でカーネルのアップデート。

日本語表示
会社のPCは全て英語表示だが、家でもそれだと耐えられないので、bashのメッセージを日本語化。
export LANG=ja_JP.eucJP
としてみたが、文字化けで使えない。Vineのサイトに、フレームバッファで日本語表示できるとあったので、Linuxのブートローダ画面でEUCを押して、
linux vga=0x317
としてコンソールバッファを起動。
それでも文字化けする。そうだ、Let’sNoteはi810系列だった。しかし
/sbin/modprobe i810fb
では文字化けが直らない。困った。悩んだ挙げ句、
/sbin/modprobe encode-eucjp
をしてみたところ、文字化けが直り、きれいな明朝体に。
manの代わりにjmanを使えば、日本語のmanページが表示される。

↓のように設定しておくと、毎回日本語表示が可能。
[/etc/sysconfig/i18n]
LANG="ja_JP.eucJP"
[/etc/rc.local]
/sbin/modprobe encode-eucjp
[/etc/lilo.conf]
vga=0x317(image配下になるように)

Xの設定
そのままXを立ち上げると、1024x768にしたはずなのに何故か800x600になってしまう。どうやらHorizSyncの値が小さかったようだ。

[/etc/X11/xorg.conf]
Section "Monitor"
Identifier "My Monitor"
VendorName "Unknown"
ModelName "Unknown"
HorizSync 31.5-48.5
VertRefresh 50-90
Option "dpms"
EndSection

Section "Device"
Identifier "Intel 852"
Driver "i810"
BoardName "Unknown"
VideoRam 65536
EndSection

上記設定で一応画面が表示されるようになった。フォントの関係か、Windowsより見にくいが、これでも十分使える。

仕事始め

2005年1月4日 お仕事
年越しでたまっていた仕事があったので、昨日から憂鬱な気分だったが、なんとかやり遂げた。

仕事納めの日に席替えをしたため、今日は新しい席での初業務。今までスペースの都合で自分のチームの人から遠く離れた場所にいたが、全員同じ場所にまとまったので何かと便利。入り口近くの席から壁際に移動したので落ち着いて仕事ができる。悪い点といえば、今まで隣りに座ってた奴が斜め向かいになり、視線を上げると否が応でも視界に入ってしまうことぐらいか。…せめてあと3ヶ月ぐらいは頬杖をつきながら偉そうにPCいじるのを自粛してほしいところだけど。

SunJavaの勉強は至って順調。試験センターに予約を入れた。あとは当日忘れ物をしないように行くだけ。
今週末に所属オケの忘年会があった。大学オケとかけもちだった去年まではこっちの方の行事にはまったく参加してなかったから、打ち上げ以外は今回が初参加となる。各パート2、3人ずつぐらい来てたようだ。普段参加している他のオケの話などで盛り上がっていた。

忘年会といえば出し物。クリスマスパーティといえばプレゼント交換。その両方の機能を併せ持つ企画が始まった。交響曲と演歌(!)の曲当てイントロクイズ。正解が多いほうからプレゼントを取っていくという弱肉強食の世界。結果は…散々。

まあ、その中でいろいろあったのだが、秘密ということで。

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