「書く」ということ、「描く」ということ
2005年4月19日 お仕事しばらく平日は深夜、土日も出勤という日々が続いた。といってもコードは全く書かない。書くのは文章。ひたすら文章。この2週間ぐらいで卒論の2倍は書いた気がする。
なんの文章かというと、「ウチのモジュールにこんな問題があって、ここに修正を入れましたが、品質はきちんと確保されていますよ」という証明書。普通は修正した本人が責任をもって書くのだが、次から次へとインシデントが来るので、最近になって修正する人と人的・物的資源をマネジメントする人との分業体制ができあがり、後者の人が書くことが多くなってきている。まだデバッグの知識に乏しい私は後者の担当。
うちで作っているモジュールには様々な種類のものがあり、言語はC/C++/Java(まれにCOBOL)、メソッドの形態にも管理操作用GUIから呼ばれるものやコマンドラインから呼ばれるものなどがある。さらに歴史的に、ハードウェア制御から派生したものとJ2EEの実装から派生したものの2つに分かれている。協力会社含め約10人(実働約70%)いるメンバーは、それぞれに「専攻」の分野があり、そのインシデントや開発を主に担当している。全体を完全に把握してる人なんて誰一人いない。
こんな状況で、うちに来たほぼ全てのインシデント・開発要件に対し、スケジューリングして資源を割り当てていくのは、かなり難しい。何しろ、仕様を知らないのに、どれぐらいの工数がかかるかなんて分からない。
もっと大変なのは、文章を書くこと。今まで知らなかった仕様を理解し、修正した実装の説明を受け、それをほとんど製品について何も分からないSEに分かるように書くなんて…。ま、「書く」こと自体はリーダーや修正担当の手助けがあって何とかなった。
しかし、御上からは却下。文章だけじゃ何も分からない。だと。それは貴様の頭あqwせdrftgyふじこlpと一瞬思ったが、御上なので仕方ない。土日潰してせっせとお絵かき。
この絵というのが曲者で、ワードを使って描いていると、描いている途中に固まったり、マウスを動かしているのとは逆方向に曲線が描かれたりと、(他人のことは言えないが)バグに悩まされる。そんなこんなで文章を書くより、数段疲れてしまった。
だけど、この「描く」という作業、本質を分かっていないと手も足も出せない。逆に言うと、「描く」ことで、うちで作っているモジュールの仕様が明快になるということ。この結論に達してからは、けっこう文章作成も馬鹿にはならないな、と思えてきた。
なんの文章かというと、「ウチのモジュールにこんな問題があって、ここに修正を入れましたが、品質はきちんと確保されていますよ」という証明書。普通は修正した本人が責任をもって書くのだが、次から次へとインシデントが来るので、最近になって修正する人と人的・物的資源をマネジメントする人との分業体制ができあがり、後者の人が書くことが多くなってきている。まだデバッグの知識に乏しい私は後者の担当。
うちで作っているモジュールには様々な種類のものがあり、言語はC/C++/Java(まれにCOBOL)、メソッドの形態にも管理操作用GUIから呼ばれるものやコマンドラインから呼ばれるものなどがある。さらに歴史的に、ハードウェア制御から派生したものとJ2EEの実装から派生したものの2つに分かれている。協力会社含め約10人(実働約70%)いるメンバーは、それぞれに「専攻」の分野があり、そのインシデントや開発を主に担当している。全体を完全に把握してる人なんて誰一人いない。
こんな状況で、うちに来たほぼ全てのインシデント・開発要件に対し、スケジューリングして資源を割り当てていくのは、かなり難しい。何しろ、仕様を知らないのに、どれぐらいの工数がかかるかなんて分からない。
もっと大変なのは、文章を書くこと。今まで知らなかった仕様を理解し、修正した実装の説明を受け、それをほとんど製品について何も分からないSEに分かるように書くなんて…。ま、「書く」こと自体はリーダーや修正担当の手助けがあって何とかなった。
しかし、御上からは却下。文章だけじゃ何も分からない。だと。それは貴様の頭あqwせdrftgyふじこlpと一瞬思ったが、御上なので仕方ない。土日潰してせっせとお絵かき。
この絵というのが曲者で、ワードを使って描いていると、描いている途中に固まったり、マウスを動かしているのとは逆方向に曲線が描かれたりと、(他人のことは言えないが)バグに悩まされる。そんなこんなで文章を書くより、数段疲れてしまった。
だけど、この「描く」という作業、本質を分かっていないと手も足も出せない。逆に言うと、「描く」ことで、うちで作っているモジュールの仕様が明快になるということ。この結論に達してからは、けっこう文章作成も馬鹿にはならないな、と思えてきた。
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